劇場版終了〜。

うん…記憶には間違いなく、うわあああと思うシーンもあるけれども。
これはこれでよく纏まってるんじゃなかろうか、と思える2010年。

1996年公開で、劇場予告に「1999年−地球が壊れる」とか出てるあたり、
ああ世紀末だったんだなあ！って感じですね。

いかにも角川映画チックな予告も懐かしさを感じました。

テレビ予告は地方で実際に観た記憶が。
つーか、新聞一面広告とかあったのよね。凄かったなあ。
（今なら結構あるけど、当時は凄いことだったと思う。全国版とはいえ地方の新聞にまでだもの）

ラストのＸJapanの「Forever Love」いい曲ですね。
前は映画ラストシーンのショックでよく聴けていなかったらしい。

高畑淳子さんが庚とか…すごい豪華だと思うよ…。

公開当時は、やっぱり昴流と星史郎さんの出番がアレでアレー？とかだったんですが、
改めて見ると、ああするしかないですね。
あの二人掘り下げると、主役の３人や、他のキャラに手が回らなくなっちゃうし、
劇場版は神威と封真と小鳥の話として纏めようという意欲が感じられます。
（あのボリュームをあの時間に納めなきゃいけないんだし）
むしろ、あの冒頭のシーンはカッコいいじゃん！と思えました。

劇中何かと桜の花びらがヒラヒラしてるし、星史郎さんは花咲かじーさん並に
お忙しかったと思いますよ。

スタッフロールを見ていたら、原画に金田伊功さんのお名前が。
独特の迫力ある絵を描かれるアニメーターです。
私は宇宙戦艦ヤマトで知ったけど、有名どころではナウシカとか。

あと、後にテレビ版Ｘを手がけられる川尻善昭さん（監督）や兼森義則さん（作画監督）、本田保典さん（音響）のお名前も。

そして、作画のレベルの高さに驚きました。
背景もすごく綺麗だし。
丁の髪の毛とか、とても細かく描かれています。

ただし…これ原作知らないと、何が何やら分からないような気もします…。
イメージ映像っぽいところがあるのは否めないかなー。

うん、でも、14年前よりは、素直に楽しめました。
草薙さんと遊人さんがかわいそうだけどね…・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・

キャストの「サラリーマン」さんは、東京駅で山手線に駆け込んだ人？w