取り散らかしておりますが、楽しんでいただければ幸いです。 アニメとか漫画について、だらだらとお話してます。
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あなたがいるから。
小粒の雨が陽の光に透けながら降っていた。
目の前を歩いていた小鳥が、ふわりと振り向いて言う。
「ねえ、神威ちゃん」
「神威ちゃんは天国ってどんなところだと思う?」
…知らない。
行ったこともなければ、行きたいとも思わないから。
「きっととても綺麗なところね」
くすくす、と小鳥は笑う。
手のひらで何かを掬うようにして。
「見て」
「雨が小さな光みたい。ほら、つかまえた」
小鳥の目には何が見えているんだろう、と思ったそのとき
彼女は今日一番の笑顔で空を差して言った。
「神威ちゃん、ここなのね」
え?
「光がこんなにたくさん降り注いでキラキラしていて」
「神威ちゃんが居るのだもの。だから」
「ここが天国なのね」
そう言って笑う小鳥は、光に透けて今にも溶けてしまいそうに見えた。
霧雨ではなくて、小さな粒の雨。
おひさまの光と雨粒を見ると、なんでだか小鳥ちゃんが浮かびます。
…今日の雨は冷たかったですねー寒いー。
私が描くと、観鈴ちんが混ざってしまうのです…orz
6巻を見ると、ついつい桜塚さんに目が止まってしまって困りますw
(桜塚さんって何だか斬新だ…)
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