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取り散らかしておりますが、楽しんでいただければ幸いです。 アニメとか漫画について、だらだらとお話してます。

   
カテゴリー「読書」の記事一覧
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「黄昏の囁き」読了。
昨日、隣の席の上司から「ああ、犯人は○○だよなー」とネタバレをされていたのと、この本に関しては何となく記憶があったので驚きはなかったんですが。
地味だけどじわじわくる…。

シルバーウィークは図書館から借りた綾辻さんの本と帰省していました。
「びっくり館の殺人」と「京都魔界地図」。

びっくり…は自分のためでしたが、京都…は京都好きの両親にも見せたくて。
案の定二人とも興味津々な様子で読んでくれました。
鞍馬や貴船、延暦寺(は昔一度行ってるけど)あたりに行ってみたいです。
東京も魔界都市なんだけどなーと思うのは、菊池秀之さんとか夢枕獏さんとか荒俣宏さんの影響を受けている私だけらしい…ちぇ(あ、CLAMPさん作品もそうかな?)。
(余談:陰陽師と言えば加藤さん、な私ですが、そういや東Bの最初のお話で、北都ちゃんの台詞の中に加藤さん出てましたね!その後の「僕は平凡な陰陽師だから」って照れる昴流くんが好きですよ)

祖母を見送ったら、九州から出て京都に住みたいとかねてから言っている両親。
そうか、親が京都の人になるのか………うわーい(邪な気持ちに)。
清明さまのお墓が嵯峨野にあるのは京都通の母も知らなかったことでした。
9月26日が命日だそうです。

昨夜は会社の窓から中秋の名月を眺めました。
フォーシーズンズホテルの上に綺麗なお月様が見えました。

そうだ。綾辻氏と言えば。
結構「眼球」ネタが多いんですよね…。
囁きにもあるし、眼球奇譚なんてタイトルからしてもう。

目玉ネタは苦手です、と言いますが、そういう本が本棚に多い。
2000年発行の(しかもASUKAコミックスだ)あるコミックスも、
目玉ネタなんですが…すごく好きなお話で…。
眼球が浸かっている液体ごと飲んで、その目が宿るっぽい描写があるんです。

Xの昴流さんがどうやって星史郎さんの左目を移植したのか、と考えた時に
封真さんが持って来た入れ物に液体と目玉が入ってて、飲んだんじゃないかと思ってたんですが
このコミックスの印象が自分の中に強く残ってたせいだったのかー!と
読み返して気づきました。
(新刊案内に神威ちゃんが描いてあって、劇場版Xのことが載っているのも懐かしい)

むかーし、星史郎さん本で右目が義眼で取り外し自在だよーん的な短い漫画を描きましたが(しかも占いも出来ちゃうぞ!なアホ設定)、
オフィシャルで「目玉持ってるよー、ふふふー」なカラーイラストを見たときには
うわわわ怖い!って思ってしまいました。
(と言いつつ、そのイラストの表紙は保存してありますが…)

怖いけど好きなの?(でもツバサのモグモグは怖いんだよ・゚・(つД`)・゚・)

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西澤保彦さんの「身代わり」読了。
予約している人がたくさんいるから、さっさと図書館に返却。

シリーズものとはいえ、前作から9年も経ってたらしいです。
私は西澤さんにハマったのが去年だから、間無しに続けて読んでいるからいいけど、
待ってる人にとってはさぞ「待望の続編」だっただろうなあ…。

前作「依存」があまりにも重く、胃にずしーっとくる感じだったのに比べると、
随分軽やかではあったけど、それは前作とは視点の違うキャラが主役的位置にいたからかな。

人は人の死に意味を見出したがる、ってな話があるのだけど、
すごく気になるフレーズだった。

3ヶ月前の私なら、ここまで気にならなかったかもしれない。
「必然」とか「偶然」とかって好きだけど、
図書館で予約して3ヶ月待って、「今」読むことが自分にとって必要だったのだわ、と。

「再生」に向かっている登場人物に、ほっとしたりもしました。
あれだけ辛かったからどうかなあ、と名前が出て来た時は身構えちゃうくらい心配だった。
思ったより穏やかそうで安心しました。

飲んだくれてばっかりなメンバーだけど、小説の中の人たちだけど、
なんか懐かしいような、友達のような、そんな感じがしてしまう西澤マジックなのでした。
ミステリーだし、殺人事件モノなんだけど、私にとっては若者の群像劇なのかも。

綾辻さんの新作はまだまだ先になりそうだけど予約中。
…あーやといえば、奥様の新作も待ちわびておりますよ……。
(今日、仕事で「図南の翼」って言葉が出て来てΣ (゚Д゚;)!)

お二人の合作とも言える作品であるところの「霧越邸殺人事件」が本当に大好き。
折り込みの館の見取り図を描かれたのが小野不由美さんってすごくない?w
単行本、ノベルズ、文庫、と揃えてしまったくらい好き。
言葉遊びが本当にうまいなあと。あの世に連れて行きたい本のうちの一冊です。

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