自分の本読んでニヤニヤが止まらないとか…！

久しぶりに見つけた、オフセットで２冊目に創った本。
ジャンルはCLAMP作品ですが、激甘なラブコメディ（？）本でした。

当時はPCも今ほど普及しておらず、
表紙の文字はインスタントレタリング（って今の人に分かるのか？！w）と、
東京の写植屋さんに創って頂いたものでした。
（ワープロで作った原稿を送って色指定すると、インレタにしてくれるサービスでした）

ええ…「拝み屋ラブコメ（ハート）←文字化けしそうなのでカタカナ表記」とかよく頼めたもんだよな(((( ；ﾟДﾟ)))
（サブタイトルです）

恥ずかしさのあまり、何度も読まないようにしていた本だったようで、
結構内容を忘れておりまして…
自分たちの本なのに、新鮮な気持ちで読んでみたら…

バカすぎて面白かったwww

漫画・イラスト担当の私が何故かショートストーリーを文字で書いていたりも。
読みながら「この文体は相方とは違和感が…」と思ったら
「自分かよ！w」と突っ込んでしまいました。

そのお話の中に出てくるマグカップ…まだ使ってるよ…あはは。

当時持っていたリュックが描いてあったり、
確かポーズを取ってもらって描いた絵があったり…見ると色々思い出して
甘酸っぱい感じですw（ラブコメだし）

……この程度なら描けるのか……と思いつつ、
やっぱり無理してるのも分かっちゃうようなw



つーか…ギャグ向いてないよな私…。
滑りまくってて痛々しいほどです。

でも…そんなところも含めて、ニヤニヤしてしまい困ったものです。

丁寧に作ってるのはいいことだなーと思いました。

んで、ここ数年悩まされている「輪郭病」（顔の輪郭が決まらないんです…）が
発症してないもんだから、顎のラインとかすっきりした絵を描いていて
…14年前の自分に嫉妬w

線は荒いけど、まとまっちゃってるけど、
今よりはマシな絵を描いてるとか…なんか悔しいぞー。

こうやって、ふと取り出して読めるっていいもんだなあと思いました。
高校生のとき、全国規模の会員制のサークルに入っていて
その会報に
「生きていた証しを残すために描くんだ」
ってなことを書いたように思いますが、その気持ちは今も変わらず……

…だったことを、ようやく取り戻してきました。