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取り散らかしておりますが、楽しんでいただければ幸いです。 アニメとか漫画について、だらだらとお話してます。

   
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宙の鈴〜Philosophyz〜Saya's song


リトバスの曲聴くと無条件で涙が浮かぶ…。
(崎谷さん→Rewrite→リトバス…と作業中BGMの変遷を書いてみました。次は智アフ。これも泣ける)

らくがきのきっかけになったアホ妄想はつづきから。
25歳と16歳って考えてみたら、ちょっと犯罪チックですねえ。

でも、うちの両親がまさに9歳差なんですが
結構年をとってしまえば、全然違和感などないので、
41歳と32歳なら無問題じゃない?って思ってしまいますね(さらり)。

嫌な予感がする方はつつかない方が無難です。
きっとその直感は間違っていない。

ちなみに今日は酔っぱらってはいません…。
(いやまるで酔っ払いが書いたような文章なもんで)

蝉の声はしなくなったのに日中は汗ばむような陽気が続いている。
さすがに陽が落ちると、10月なのだと思い出させてくれる気温になる。

ちょっとひんやりする空気の中を歩いていると、
突然星史郎さんが
「寒くなりましたね」
と呟くように言葉を落としたので僕は、
「そうですね」
と空を見ながら答えた。

ねぐらに帰るのだろう鳥たちのシルエットが浮かぶ空の色は
夏の夕方のそれとは違って、高く澄んでいる。
筆でうっすらと刷いたような雲が、ゆっくりと西に動いていた。

それ以上話が続くわけではなかったけれど、
僕は何ともいえない淡い色に染まっていく街並をぼんやりと見ながら歩く。
夕暮れは寂しいけれど、嫌いじゃない。

何も話さなくても嫌じゃない空気を作ってくれるのは
北都ちゃんだけだと思っていたけれど、
知り合ってまだ1年にもならない星史郎さんもそんな空気を作ってくれる。
意外だったけれど、僕が楽に話ができる数少ない人だ。
時々本気か冗談なのか分からない、悪ふざけのようなことさえ言わなければ
もっといいのにな、というのは贅沢な悩みなのだろうか。

心地よい沈黙、それは気持ちを言葉にするのが苦手な僕には、
何よりもありがたいことなのだけれど、
そのことを2人ともが解ってくれている、と思う。

「手を、」

考え事をしていたので、声をかけられたと気づくのに時間がかかってしまった。

「あ、すみません。何でしょうか?」

にこり、と夕焼けと同じような色で星史郎さんは微笑って。



「手を、繋ぎましょうか?」


         え?」


僕がぼんやりしている間に、そういう話題になっていたのだろうか。
もしかして僕は、それに適当に相づちでも打ってしまったんだろうか。

「あの、すみません…僕、よくお話を伺ってなかったみたいで…その」

焦って言い訳めいたことを口にする僕に、ふるりと首を振ると
「昴流くんは悪くないです。僕が急に思いついただけですから」
笑顔で返されてしまう。

よく解らないけれど、
少なくとも知らない間に話が進んでいたことではなさそうで一安心する。

ほっとする僕の目の前に、すっと差し出される星史郎さんの左手。
「?」
見上げると、目が合ってしまったので反射的に俯いてしまう。
何も後ろめたいことなどないのに。

「手、繋ぎませんか? ほら、寒くなってきましたし」

だからどうしてそう突然なんですか、
と叫ぶ訳にもいかず(そうだ人の目があるのに!)
やり場のない気持ちを被っていた帽子を触ることで紛らわしつつ…

「り、両手がふさがっているので無理です…っ」

そう返すのが精一杯だった。


あはは、と隣で星史郎さんが笑う。
くすぐったいような恥ずかしいような、困ってしまう気持ちと一緒に
僕はその人の隣を歩く。



なんてことないことこそが幸せであって、
それは振り返ってみるから気がつくことで、
だからこそ、穏やかにキラキラして見えたりする   そんな感じで。
ん、全然絵から感じませんって?
そうでしょう…私もそう思います…orz

てーかキモい文章ですみません。
この組み合わせで、この雰囲気は初めて書いたのでムズムズしましたw
…というより、文章としては14年前に新婚本の穴埋めに1本書いて以来?
(サイトのは文章というよりは詩っぽいので)
お粗末様でした。
くどい文字を読んでいただいて、ありがとうございます。

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