久しぶりに…

書き込んでみたりします。

お部屋の片付けをしていたら、昔の原稿とか創った本とかグッズとか出て来て
「うわぁ懐かしいなあ」
と読みふけったり眺めてしまったりで全然進みません。

1996年どんだけ活動してたんだ自分、と呆れつつ感心してみたりも。
歳なのかしら、懐古趣味っぽい今日この頃です。

先日、昔大好きだった本を文庫で揃え直しました。
元々の本が全７巻で、それはきちっと計算されて創られている本だから、
文庫で全５巻になっているのがどうにも気に入らなくて、買っていませんでした。
だって装丁も構成も７巻になるようにって作者の計算があるのにーって。

でも、ふと懐かしくなり、いい機会だからと揃えてみた。

読んでみたら、10年以上前に好きだったのと同じくらいに
「やっぱりこの作品が大好きだ」と思えてきて。

10年前に泣いた話ではやっぱり泣けて。

だけど違っていたこともありました。
好きだと思うキャラクターは変わらず同じ人なんだけど。
「どう好きだったのか」は、当時自分が考えていたのとは少し違っていたのかも。
その当時も今も、私自身は変わってないんだけど、
つまり…勘違いしてたのかなーとw

その人のことは好きだけど、理解はできません。
一生懸命考えてみるけど、あの頃も今も、彼の心象を表現するのはすごく難しい。
私の中に、彼と同じ「考え方」「生き方」がないから想像出来ないんですね。

でも好き。

「好き」ってこはとは理屈じゃないから、それはそれでオッケー。

だけど、あの当時「私」が「彼を好き」だと思ってたのはちょっと違って。
「彼を好き」な「人」の心に同調してたんじゃなかったのかなーと思うようになりました。
「その人」と同じように「彼」を好きになり、同じように「痛かった」。
（今読み直しても胸が痛みます…好きと気付いた次の瞬間フルボッコはあんまりだ…）

…かなあ…。
コトバにすると何か違うような気もします。
また10年後考えてみよう。

この世を去るときも一緒に行きたいと前から思っている本です。
文庫５巻なら入れてもらえるかしら〜。
……他にもいっぱいあるから困るね。
データ化してマイクロチップとかそういう方法で連れて行くしか…！？