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取り散らかしておりますが、楽しんでいただければ幸いです。 アニメとか漫画について、だらだらとお話してます。

   
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病み気味なおはなし。
楽しい話ではないけど忘備。

昔…、20年以上前。
大切な人を喪った。

それは事故だと思っていたけれど。

直接的ではなくても、ある人間が殺したのも同じだった。

来年、亡くした人と同じ歳になります。
そこから先は彼が知らない領域。
新しいことが好きで、好奇心が強かった人。
今現在を生きていたら、どんなに色んなことを楽しんだことだろうと想像する。

私は幼かったから。
彼の人となりを全部知っていた訳ではなく、
居なくなってしまった後から色々と聞かせてもらって初めて知ることも多い。

今生きていてくれたら、私たちはどんな会話をするのだろう。

「一緒にお酒を飲むのが楽しみだ」
そう言っていた。
未成年だった私もしっかりお酒を飲めるようになりました。


殺した方の人間が何事もなかったかのように生きている。
(何もないわけはないと思いたいのは「甘え」だろう)

自分に対する20年近くの仕打ちにも、
あの人を殺したことにも。
腹が立つというより、もう関わりたくなくて。

「憎んでいる」ことさえ知られたくなかった。
そして「忘れてしまった」。

今が幸せだから。
もう関わることがないから。


最近、身内に連絡がありふと私の話になったらしい。
嫌われているのも当然だと言ったそう。
「あの人を殺したのはあんただ」と私が思っていることを聞いても笑っていたと。
そうだろうねと笑ったそう。

それを聞いても腹は立たなかった。
なーんとも無いどころか、笑えてきた。
あの人らしいや、と。

この先も関わらないでくれればそれでいい。

あの人が居なければ存在しなかったことだけが悔しい事実だ、
ってだけのこと。
執着されないのはむしろ喜ばしい。




つまり!

「憎む」というのは相手に「関心」があるってことで。
感情が動くのは相手が気になるからで。

ほんっきで「嫌い」なら
自分の人生から抹殺したくなるのよ、という当たり前のことを
改めて思ったというお話。

「心底どーでもいい」という感情が自分の中にあることも再確認。



負の感情を持つことは基本好きではないので。
…何かに役立ててやる。

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